「GRC」でgoogleの順位が取れない、今代わりに使える順位ツール12選

2025/05/07 googleニュース

GRCが突然使えなくなって困っていませんか？これまで頼りにしていた順位チェックができず、SEO対策が滞ってしまう不安は多くの方が抱えている悩みです。

そこで本記事では、現在GRCの代わりに使えるおすすめの順位チェックツールを12ツールとGRCの現状を厳選してご紹介します。それぞれの特徴や違いを丁寧に解説することで、自分に合ったツールがきっと見つかります。今すぐ代替ツールを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

１．SEO順位ツールとは
　GRCの現状
２．順位ツールはどう使う？
３．無料版と有料版の違い
　無料版の出来ることできない事
　有料版の出来ることできない事
４．順位チェックツールの選び方
　値段と機能に差がある。
　取得範囲に違いがある。　
５．お勧めしたいSEO順位ツール12選
Rekam
Rank Tracker
BULL
Gyro-nSEO
キーワードファインダー
GMO順位チェッカー
ミエルカ
ohotuku.jp
検索順位チェッカー
Serposcope
SEOチェキ!
SEOピッシュ

１．SEO順位ツールとは

SEO順位ツールは、Webマーケティングを成功させるために欠かせない存在です。GoogleやYahoo!、Bingなど、複数の検索エンジンにおける特定キーワードの順位を自動取得でき、手動確認の手間を省きます。

実際にはGoogleのデータ取得が主流であり、Yahoo!でもほぼ同様の結果が得られるため、複数管理の必要はありません。順位は地域やデバイスによっても変動するため、詳細なチェックが可能です。

かつてはGRCが多くのシェアを占めていましたが、Googleの仕様変更により順位取得が難しくなり、代替ツールの需要が急増しています。ツールはインストール型とクラウド型に分類され、クラウド型には順位取得だけでなく、競合分析やSEO診断機能を搭載した高性能モデルも登場しています。

SEO順位ツールを活用することで、コンテンツのパフォーマンスを定期的に把握でき、施策の改善スピードが格段に向上します。検索上位を目指すうえで、順位チェックの効率化と精度向上は、競争優位を築く重要な要素です。

GRCの現状

これまでのSEO順位ツール市場は、もう20年近く「GRC」が席巻してきました。とても利便性が高く利用コストが安かったからです。私も長年お世話になりました。ありがとうございます。
そんなGRCが2025年の1月後半からGoogleの検索結果画面の表示仕様変更に伴い、googleの取得不可となってしまいました。突然のことで、SEO業界関係者はみなさんびっくりしたのと、これからどうするんだ？！という事でバタバタとしたのではないでしょうか。そういう私は年間契約を更新したばかりでクレームを入れましたが、規約にあるとおり返金などの対応不可と連絡をもらいました。悲

GRCはインストール型で作られています。そのためユーザーが自分のサーバーを使って順位を取得するから安く提供できていました。しかし今回のgoogleの仕様変更はGRCの根本的な仕様を否定するものでこれに対応するにはGRCの作り直しレベルの改修が必要となります。すぐにできる話ではないため一旦無しとなっているようです。※多分もう作り直し迄は制作者の方もやらないと思います。

現状は、Yahoo!が30位まで、bingが10位まで、Googleは順位取得不可となっています。GoogleがメインのSEO市場において使い勝手が悪いツールとなってしまいました。
さらに来年の2026年にはYahoo!とGoogleの提携が切れます。おそらくYahoo!はOpenAIとくっつくと思います。さらにGRCは必要ないものとなりそうです。

２．順位ツールはどう使う？

SEO順位ツールは、単なる順位確認にとどまらず、戦略的なコンテンツ改善に欠かせない存在です。まず、自社コンテンツが検索結果でどの位置にあるかを把握することから始まります。競合コンテンツとの順位差を知ることで、上位表示に必要な要素を具体的に分析できるため、改善ポイントが明確になります。

さらに、検索クエリごとにどのURLが評価されているかを一覧で確認できるため、手動で一つずつ調べる手間を省きながら、注力すべきページを素早く特定できます。加えて、検索順位の下落やアルゴリズム更新による影響を察知することも重要です。

定期的なチェックにより、変動要因を分析し、素早く修正対応を行うことで、長期的なSEO安定につなげることができます。SEO順位ツールは、現状把握、競合分析、アルゴリズム対応、URL管理と多角的に活用することで、検索上位を目指す施策を加速させる強力な武器になるでしょう。

３．無料版と有料版の違い

順位チェックツールには無料と有料の2種類があり、機能や使い勝手に大きな差があります。ここでは、両者の違いや選び方のポイントをわかりやすく解説します。目的に合ったツール選びがSEOの成果を左右します。

無料版の出来ることできない事

無料版は、手軽にキーワードを入力して検索順位を確認できるのが特徴です。複数キーワードをまとめてチェックできるものもあり、簡易的な現状把握には十分役立ちます。

さらに、GoogleやYahoo!、Bingといった複数の検索エンジンに対応しているものもあり、競合コンテンツの確認にも活用できます。しかし、無料版では過去の順位データを保存できなかったり、順位の推移を長期で追えないといった制約が多く、詳細な分析には不向きです。

有料版の出来ることできない事

有料版の検索順位ツールは、無料版とは一線を画す高機能なサポートを提供してくれます。インストール型とクラウド型に分かれており、順位結果の確認に加えて、SEO対策を強化するための多彩な機能が備わっています。無料版では単発的な順位確認しかできません。

有料版では自社コンテンツだけでなく競合サイトの順位動向まで追えるため、改善すべきポイントをより深く分析できるようになります。さらに、チェックしたい時間を事前に設定しておけば、自動で定期的にデータを取得できるため、タイムリーな状況把握が可能になります。

ただし、万能というわけではなく、ツールによっては一部の検索エンジンにしか対応していなかったり、細かいカスタマイズが難しい場合もあります。とはいえ、総合的に見れば、有料版は精度と効率を両立しながら、着実に検索上位を目指すために欠かせない存在です。

４．順位チェックツールの選び方

目的や使い方に応じて選ばないと、機能不足や無駄なコストにつながることもあります。ここでは、ツール選びで失敗しないためのポイントを詳しく解説します。

値段と機能に差がある。

　順位チェックツールを選ぶ際には、まずやりたいことを明確にすることが重要です。単に順位を確認できればいいのか、あるいは競合比較や推移分析まで行いたいのかによって、必要な機能が変わってきます。

ツールごとに搭載されている機能には差があり、単純な順位取得に特化したものもあれば、SEO診断やレポート作成まで対応できるものも存在します。そのため、コスト面も含めて慎重な検討が必要です。

無料から始められるものもありますが、本格的に検索上位を狙うなら、ある程度の投資は覚悟したほうが良いでしょう。費用対効果を考え、必要な機能に対して無理のない範囲で選択することが、後悔しない順位ツール選びの鍵になります。

取得範囲に違いがある。　

順位チェックツールを選ぶ際は、取得範囲に注目することが欠かせません。ツールによって、取得できる情報の精度や範囲に大きな違いがあるためです。例えば、スマホとパソコンで検索順位が異なるケースも多いため、デバイス別に順位を取得できるかを確認する必要があります。

また、地域によっても検索結果は変動するため、エリア別に順位を把握できるツールであれば、より正確な現状分析が可能になります。さらに、マップ検索における表示順位まで取得できるかどうかも重要です。特に店舗型ビジネスの場合、Googleマップでの順位は集客に直結するため、見落とせないポイントとなります。

こうした取得範囲を踏まえて、自社の目的に合った順位チェックツールを選ぶことが、効果的なSEO対策になります。

５．お勧めしたいSEO順位ツール12選

SEO対策を行う上で欠かせないのが、検索順位の把握です。しかし、ツールによって機能や使い勝手には大きな違いがあります。ここでは、初心者から上級者まで幅広く使えるおすすめのSEO順位ツール13選を厳選し、それぞれの特徴をわかりやすく紹介します。

Rekam

SEOを強化したいがコストは抑えたい、そんなニーズに応えるのが「Rekam」です。クラウド型でありながら、30日間の無料体験と有料版も１００KWで月額550円（税込）という手頃な価格設定が魅力です。PCとスマホ両方の順位を一括で管理でき、市区町村単位のエリア別順位取得、マップ順位、広告順位にも対応しており、ローカルSEOにも有効です。

GRCの代わりになる順位ツールです。

Googleの検索結果はもちろん、競合の順位も最大5サイトまで自動取得でき、キーワード別に上位30サイトの動向を追跡することも可能です。順位アラート機能もあります。
また、サイト別にユーザーIDとパスワード設定ができるため、自アカウントを代理店アカウントとしての利用も可能です。

操作はシンプルでありながら機能は本格的で、チーム単位での利用にも対応しています。SEOの第一歩としても、複数サイト管理にも適したコスパ重視のツールといえるでしょう。

Rank Tracker

引用元：Rank Tracker

「Rank Tracker」は、自サイトの検索順位を自動で追跡し、パソコンとスマートフォンの両方におけるパフォーマンスを可視化できます。

競合他社の順位やキーワード戦略も同時にチェックできるため、差を分析しながら戦略の修正が可能です。ダッシュボードは用途に応じて自由にカスタマイズでき、必要な情報だけを効率的に管理できます。さらに、自動化機能により定期的な順位チェックが可能となり、確認作業にかかる時間を大幅に削減できます。

レポート機能も充実しており、過去のデータと比較することでSEO施策の効果を数値で判断できます。キーワードをグループごとに整理できる機能もあり、キャンペーン単位の分析にも対応可能です。

BULL

引用元：BULL

BULLはクラウド型の検索順位チェックツールで、複数端末や複数ユーザーでの利用がスムーズに行えます。ドメイン数に制限がなく、対策ページや競合サイトを自由に登録できるため、幅広いSEO戦略に対応できます。

地域指定による順位計測も可能で、都道府県単位で正確な検索結果を取得できる点も強みです。加えて、メモ機能で施策の記録を残せるため、改善と検証の流れが効率化されます。

インストール不要で、パソコンの電源を入れなくても自動で順位を取得してくれる点も、日々の作業負担を軽減する要素として魅力です

Gyro-nSEO

引用元：Gyro-nSEO

「Gyro-n SEO」は、順位チェック、競合分析、コンテンツ評価などを一元的に管理でき、複数のツールを使い分ける手間を省いてくれます。GoogleとYahooの検索順位を毎日自動で計測でき、変動のトレンドや要対策キーワードを明確に把握できます。

地域別の順位取得も可能で、ローカルSEOにも強みを発揮します。さらに、検索結果そのものを画面ごと保存できるため、競合との違いを視覚的に比較できます。コンテンツ分析やHTMLチェック、Googleアナリティクス連携といった機能も充実しており、流入データの検証や改善につなげやすくなります。

契約期間の縛りがなく、トライアル期間も設けられているため、安心して利用を開始できる点も魅力です。

キーワードファインダー

引用元：キーワードファインダー

「キーワードファインダー」は、関連性の高いキーワードを自動で収集し、検索順位や月間検索数、SEO難易度までを視覚的に整理してくれます。

Googleアナリティクスと連携することで、実際に売上につながったCVキーワードや将来の成果が期待できるCV見込みキーワードも把握できます。さらに、コンテンツ分析機能を活用すれば、上位表示されたサイトの文字数やタグ構成、共起語の傾向をデータとして取得でき、リライトや新規記事作成の指針が明確です。

ユーザーが求めるニーズをマップ形式で可視化する機能も搭載されており、検索意図に寄り添った戦略が可能です。コンテンツ品質と成果の両方を重視したSEOを実践する上で、キーワードファインダーは非常に頼れる存在となるでしょう。

GMO順位チェッカー

引用元：GMOインターネットグループ

GMO順位チェッカーは、クラウド型の検索順位チェックツールとして高い評価を得ています。検索順位を定期的に確認することは、SEO対策において欠かせない作業です。GMO順位チェッカーは、PCやスマートフォンからいつでも利用でき、OSに左右されずに操作できる利便性が強みです。

さらに、国内最大級のIT製品レビューサイト「ITreview」で顧客満足度4.2を獲得し、SEOツール部門でHigh Performer賞を3期連続受賞している点も信頼性を高めています。ずっと無料プランが用意されているため、初めての導入でも気軽に試せるうえ、使用感を十分に確かめた後に有料プランへの移行を検討できる点も大きなメリットです。

キーワード登録数やURL数に制限はありますが、無料プランだけでも基本的な順位確認には十分対応できます。コストパフォーマンスの高さも、数ある順位チェックツールの中で選ばれる理由となっています。

ミエルカ

引用元：ミエルカ

「ミエルカSEO」は、検索意図の可視化から順位チェック、競合分析までを一元管理でき、施策立案から検証までを効率的に進められます。独自のスコアリング機能ではコンテンツの弱点を指標別に明確化し、改善点を提示してくれるため、施策の精度が格段に向上します。

Googleアナリティクスとの連携により、CVに繋がるキーワードの可視化や競合との流入差も分析可能です。ヒートマップ機能を活用すればユーザーの動線や熟読エリアも把握でき、UI改善にもつなげられます。学習コンテンツや専門コンサルのサポートも充実しており、社内にノウハウがなくても安心です。
SEO以外にもヒートマップ機能やKW分析機能などもついています。そのため価格帯は高めとなります。

ohotuku.jp

引用元：ohotuku.jp

このツールは、ブラウザ上で使える無料の検索順位チェックサービスで、Google検索の結果をもとに、入力したキーワードとURLの順位を即時に表示してくれます。

アカウント登録も不要で、思い立ったときにすぐ使える手軽さが特徴です。1回の検索で複数のキーワードを同時にチェックできるため、簡易的なSEO診断としても活用できます。さらに、スマホやタブレットにも対応しており、外出先からでも手軽に順位を確認できるのも便利です。

ただし、検索結果の履歴や順位推移の保存機能はないため、本格的な分析には向いていません。それでも、自社サイトの現状をすばやく確認したい場面では、非常に有効な選択肢となります。

検索順位チェッカー

引用元：検索順位チェッカー

検索順位チェッカーは、特定のキーワードで、自社サイトや競合サイトが検索エンジンの何位に表示されているかを正確に把握できるため、施策の効果測定や改善に役立ちます。

使い方はシンプルで、URLとキーワードを入力するだけで、GoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンにおける順位が即座にわかります。順位が明確になれば、SEO施策が順調かどうかを判断できるだけでなく、競合との比較によって次の打ち手も見えてきます。

無料ツールでも基本的な順位確認は可能ですが、多くのキーワードを管理したり、過去データを追ったりするには有料版の利用が効果的です。特に詳細な分析機能を活用すれば、単なる順位確認にとどまらず、コンテンツ改善の方向性まで導き出せます。検索順位チェッカーを日常的に使いこなすことで、SEO対策の精度を高め、着実に検索上位を目指す力を養うことができるでしょう。