2025年、検索エンジンは、googleが作り上げたサイトを上から順に並べたセレクト型から、chatGPTのようなダイレクトアンサー型へ変わろうとしている。

小学生の頃に日本テレビで夕方17時ごろに再放送をしていたナイトライダーが懐かしい。ドリーム・カー『ナイト2000』という車が「マイケル~~~~~~」と運転手に話かけていろいろと会話や提案をしてくれる。こんな車が有ったらいいなと思う。正に今のAIの進歩版だった。 
今の生成AIや検索AIはこのナイト2000のレベルにもうすぐ到達しそうだ。

そもそもAIが評価するとはどんなこと

AIが評価するコンテンツとは、何か? よくある説明では、「ユーザーが欲しいと思う情報」とか「ユーザーにとって有益な物」とかが挙げられます。

概念的にはとても正しいと思うが具体性が無い為、実際に自社のサイトのコンテンツを作ろうとなったときに迷ってしまう担当者は多いのではないだろうか。

私もクライアントに「AIに評価されるコンテンツつくって」と一言言われることがあります。作ろうと思えば作れるけど、それってその会社の能力(提供する情報力)にもよるのです。まー、能力無ければ作りましょうって話になりますが、お金は無限ではありません。満足のいくコスパを考えたコンテンツでないとビジネスとしては微妙となってしまいます。
てな感じで雑談多くなりましたが、実際に現場レベルで考えるAIが評価するコンテンツってこういう事だと思います。

<大枠>の考え方

  • ユーザーの検索意図・動機を考えたもの
  • ユーザーにとって有益
  • 情報がユニーク
  • 実体験や事例、根拠、裏付けの提示
  • 費用コスト的に無理がない
  • 時間コスト的に無理がない

これら項目を独自に開発していくこととなるだろう。そしてさらに技術的な部分も提案をしたい。

<技術的>な部分

  • AI的な表現をしない  ⇒「AI言語モデルとして」「一般的に言われています」などの曖昧な表現や、断定を避ける言い回し
  • 構造化マークアップの導入
  • キーワードの設置
  • ストーリ性をもつ
  • 人のコンテンツをマネしない

大枠の考え方と技術的な要件を押さえることでAIから高い評価を得ることができるでしょう。

コンテンツの作り方

制作フローとしては以下の進め方を推奨しています。

  1. キーワード・ユーザー意図のリサーチ
  2. 構成案の作成(AI+人間の視点で調整)
  3. 記事の作成
  4. 人間による経験・専門性・独自性の追加
  5. ファクトチェックと信頼性の強化
  6. 編集・SEO最適化
  7. 最終レビューと公開

こういったフローで弊社では記事を作成しています。また法的な文章であれば弁護士や司法書士に、薬事法は薬事裁定者にチェックをしてもらっています。

おそらくどこの会社の方も同じような進め方をしていると思います。ただ弊社の記事はかなり高い確率で上位表示ができています。そこにノウハウがあると思います。

最新の生成AI・検索AI事情

おまけコーナーです。

とにかく日進月歩の分野のため、この情報も1週間たったら古いものとなるかもしれない。ちなみに今は2025/5/27です。ここ1週間で合ったニュースです。
主にAI関連、google関連のニュースを集めました。

・「Perplexity」がAI音声アシスタントをリリース。 
⇒参照元:https://www.gizmodo.jp/2025/05/perplexity_ai.html

・Google AImodeをアメリカで一般開放
⇒参照元:https://www.suzukikenichi.com/blog/ai-mode-in-google-search-is-open-to-all-labs-users-in-the-us/

・iPhoneは、chatGPTやperplexityにデフォルト検索エンジン変更か?!
⇒参照元:https://www.seo-research.co.jp/wp/blog/applebyebye/

・GoogleのAIで自分を3Dレンダリングして、服を試着。
⇒参照元:https://www.gizmodo.jp/2025/05/googles-solution-to-terrible-online-shopping-is-having-an-ai-bot-buy-stuff-on-your-behalf.html

ある意味こういうのも有益な情報となるが、人様のニュース情報なのでこの記事にとっては全く意味ないはずです。

gizmodoさん、スズケンさん頑張ってますね。 応援してます。